AASLDから戻ってきました。サンフランシスコは大阪よりやや夜になると寒い感じでしたが、毎日晴れに恵まれてよい学会日和の毎日でした。Asilomarから引き続きでしたのでやや疲れました。 AASLDはSIGという興味を共にするものが集まるシンポジウム形式のsessionが今回非常に増えており、1日早い金曜日から盛り上がりを見せていました。それと今回のAASLDの特徴として、基礎的な研究がより多く発表されていた気がします。もちろんHCVやHBVの新規治療法の発表も多数ありましたし、HCVに関してはpangenotype治療法で100%治癒が見えてき気がします。何れにしてもSVR後の研究が発展するでしょうし、その旨の内容が来年のトピックだと思います。基礎研究の方はexsosomeやmicro vesicleのことが取り上げられており、細胞間communicationに話題が移っているようです。今回多数の先生方とお会いしました。特に、会長のSzabo先生にはまたまたカクテルパーティーに招いていただきました。ここではLok先生やAPASL2015を開催されたDokmeci先生らとお会いし、また、南アフリカの友人(Dr. Chris Kassianides)と再会しました。ラグビーで日本に負けたのはショックだったようです。(笑)