あっという間にホーチミン訪問も最終日を迎えました。本日は午前中にチョライ病院を訪問しました。ここは昨日の医科薬科大学よりもさらにpublicな病院でしょうか、人でごった返しです。ベット数2000なのですが、実際に入院している人は4000人に昇るといいます。事実1ベットに2人が横たわっておりみな何でしょうか、点滴を受けていました。全く偶然ですが国際医療福祉大学福岡保健医療部の安立多恵子先生とその学生さんたちの自習に出くわしました。どの大学も種々の取り組みをしているようで、大阪市大もドンドン手法をかえて模索が必要です。午後はパスツール研究所とその附属診療所を訪問しました。なかなか設備が充実している施設で、感染症のチェックやワクチン接種をしているとのことでした。建物がフランス様式でとてもきれいでした。訪問を終え、ベトナム戦跡博物館に行きました。ここではベトナム戦争の悲惨さを痛感しました。特にagent orangeと呼ばれるダイオキシンを用いた枯れ葉剤がベトナム人に限らずアメリカ人にもその後大きな健康被害を起こしていることを改めて知らされました。今も、イスラエル、ウクライナ、アフリカで戦火が起こっておるわけですが、人類は何のために戦いをおこなっているのか、冷静に考えたら不必要な虐殺を行っているのではないか、特に指導者と言われる人物やその取り巻きは無になって思考する必要があるでしょう。平日を2日間離れましたが、経験深い
ホーチミン滞在でした。