10月2日に埼玉医科大学総合医療センターにお招きいただき、C型慢性肝炎に関する勉強会で講演をいたしました。埼玉医科大学総合医療センターは埼玉県の川越市にある991床、36診療科からなる総合病院です。川越市は江戸時代に川越藩の城下町として栄えた都市で「小江戸」の別名を持つとのことで、昔ながらの家屋が良く保存されており今は観光地として多数の観光客で日中賑わっているとのことです。ちなみにご当地食材は「さつまいも」で紅赤が有名。今回は消化器•肝臓内科の教授であられる名越澄子先生にお呼びいただきました。名越先生とは非常に長いおつきあいがありまして(恐らく25年程度)、類洞壁細胞研究会や肝細胞研究会など肝臓の基礎系研究会でのおつきあいから始まり、現在は肝臓学会などでいつもお声をかけていただき非常に有り難く思っております。この度は、先生の病院内でのC型肝炎診療にまつわる院内連携を強化する趣旨の勉強会が開催され、我々大阪市大病院の取り組みを含めて紹介させていただきました。講演会後、川越のシンボルである「時の鐘」を見させていただき、夕食をごちそうになりましたが、その和食屋さんの「のどぐろ」が美味しかったことには舌鼓をうちました。有り難うございました。名越先生とは2年前と同様、川崎医科大学の日野啓介教授も含めて、BostonのAASLDでまたじっくりお話しできる機会が持てることを期待いたします!