2015年11月18日水曜日

AASLD 2015

AASLDから戻ってきました。サンフランシスコは大阪よりやや夜になると寒い感じでしたが、毎日晴れに恵まれてよい学会日和の毎日でした。Asilomarから引き続きでしたのでやや疲れました。 AASLDはSIGという興味を共にするものが集まるシンポジウム形式のsessionが今回非常に増えており、1日早い金曜日から盛り上がりを見せていました。それと今回のAASLDの特徴として、基礎的な研究がより多く発表されていた気がします。もちろんHCVやHBVの新規治療法の発表も多数ありましたし、HCVに関してはpangenotype治療法で100%治癒が見えてき気がします。何れにしてもSVR後の研究が発展するでしょうし、その旨の内容が来年のトピックだと思います。基礎研究の方はexsosomeやmicro vesicleのことが取り上げられており、細胞間communicationに話題が移っているようです。今回多数の先生方とお会いしました。特に、会長のSzabo先生にはまたまたカクテルパーティーに招いていただきました。ここではLok先生やAPASL2015を開催されたDokmeci先生らとお会いし、また、南アフリカの友人(Dr. Chris Kassianides)と再会しました。ラグビーで日本に負けたのはショックだったようです。(笑)










2015年11月13日金曜日

ISCHS 2015-Asilomar

現在ISCHS 2015でAsilomarに来ております。ここは、サンフランシスコから車で2時間、南方のモントレーというリゾート地の隣であり、カンファレンスのために大きな敷地にログハウス風のホテルと会議室があります。いかにもアメリカ的です。何よりも食事がアメリカ的でなんとも、、、、ISCHS 2013は私たちが主催させてもらったのでその2年後版です。今回も素晴らしい講演が相次ぎ、カンファレンスとしては大成功ではないでしょうか。多数の国から参加者が集まり、まさに国際的になりました。何枚か写真をお楽しみください。







2015年10月29日木曜日

Italy-Japan Workshop Day 3-4

Italy-Japan Workshopも無事終えました。Ferrucio Bonino, Massimo Levrero, Marco Salvatore先生などイタリアの先生方と知り合いになれたことは有意義でしたし、日本とイタリアの違いも随所に出てきた気がします。私はフローレンスによく通っていましたが、ナポリとフローレンスの違いもいくつかありました。特に食べ物はかなり違う気がしました。イタリア料理と言えど異なります。ナポリでは揚げ物が多くて驚きました。日本のイタリア料理はシチリア料理かトスカナ料理を参考にしているのだろうと思われます。また、ナポリ周辺は唐辛子やレモンが有名とのことでした。明日の便で大阪に向います。









2015年10月27日火曜日

Italy-Japan Liver Worshop Day 2

今日は朝7時半から夜7時までびっしりworkshopが開催されました。両国からの演者がそれぞれの最近のテーマを講演し、活発な議論が行われて、有意な一日でした。PIVKA-IIは日本では当たり前に肝がんマーカーとして使われていますが、イタリアではいま始まったところであり、国が違えば診断法がことなる典型でした。会場はナポリ湾のすぐ横、ナポリ大学が所有する講堂で開催されました。写真をお楽しみください。











2015年10月26日月曜日

Italy-Japan Liver Workshop Day 1

Italy-Japan Liver Workshopへ参加するために、イタリアのナポリに昨夜11時前後に到着しました。この会は特にHCV肝炎の理解を深めるためにイタリアー日本の両国での研究者が定期的に交流を持とうということで始まったとのことです。昨年は広島大学の茶山教授のお世話で、JSHのSingle Topicにあわせて広島で開催されたとのこと。私は今回初めて参加させていただきます。今夜から公式行事が始まりますが、日曜日でもありますのでそれまでの時間を利用して隣町のポンペイ遺跡を見学し、また、ナポリ市内を散策いたしました。まさにローマに続く大きな宿場町であり、その反映ぶりが随所に見られて興味を抱きました。数枚の写真をお楽しみください。