先週は水曜日から肝臓学会出席のため新宿の京王プラザホテルに滞在しました。水曜日は会長招宴があり楽しく過ごしましたが、その後、思わぬ展開で大変な夜を過ごすことになりました。木曜日に自分の役割である司会を無事こなし、この日の夜は恒例の61年会に臨みました。今回の幹事は東京大学感染症内科の四柳宏先生です。四柳先生は予備校の時は神童と呼ばれた秀才だったようで、今もそのまま学問一筋の素晴らしい先生です。今回のマノワール・ディノでの61会の開催に際してもわざわざ下見までしていただいたようで深謝いたします。お店は表参道にあり種々のパーティーでも使われる老舗のようで、補佐をいただいた井上先生、加藤先生のご尽力に深謝いたします。今回は初参加者も含めて29名が集まりましたが、もう5回目になったことが示すように、健康ネタの挨拶が常連になってきました。その中で、考藤先生の様に環境をかえて一踏ん張りする話しも聞け新たなエネルギーをもらいました。医師になって同年が過ぎたものにはそれぞれの思いがあると思います。2次会には私の田舎の同級生のお店をつかっていただき、また3次会は六本木のつるとんたんでカレーラーメンでした。私が言い出しっぺでしたが、カレーに急に胃をやられ不格好なことをやらかしたことでご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。来年は香川県立の高口先生が幹事で東京で開催されます。来年は肝臓学会は50周年です。みなさん、ありがとうございました。
2013年6月10日月曜日
2013年5月27日月曜日
肝胆膵内科 歓迎会
5月23日(木曜日)には肝胆膵内科医局に関連する部局の歓迎会が行なわれました。医師の入局としては高田先生1人だったのですが、それ以外にも10東の新人看護師さん3名、後期BSLで廻ってくれる学生3名、4月から大学院へ入学した学生、留学にきているYOSHUAくん、また、クラークとして病棟に配置されたかたなどを含め、総勢56名の大宴会になりました。関連施設からも岡先生(十三)、木岡先生(総合医療センター)、坂口先生(和泉)、石津(柏原)などの公立病院の重鎮にきていただき有り難うございました。また、多数の研修医にきていただき、肝胆膵内科の宴会参加者の平均年齢は明らかに低下しています。宴会中には結婚報告がなされたり、ハプニングもありましたが、皆さん趣のあるスピーチをしていただき、楽しいひとときを過ごせました。
さて、私の教授室が学舎17階に引っ越しました。9階に丸々6年間いましたが、今回は日当りもよく、また、教授室前にラボがあるので毎日若手と会話ができます。心機一転頑張りたいと思います!是非遊びにきてください。すでにM5学生の訪問を先週うけました。
さて、私の教授室が学舎17階に引っ越しました。9階に丸々6年間いましたが、今回は日当りもよく、また、教授室前にラボがあるので毎日若手と会話ができます。心機一転頑張りたいと思います!是非遊びにきてください。すでにM5学生の訪問を先週うけました。
2013年5月12日日曜日
My American Academic Life
5月9日には米国エール大学から岩切泰子准教授をお招きし、「My American Academic Life」というタイトルでご講演をしていただきました。岩切先生は宮崎大学のご出身ですが、米国への留学を決意され、折角留学するなら修士課程に入学して修士号をとることを目指され、その後、いろいろな先生方、Mentorと呼ばれる指導者、にお会いになりながら研究室も移動され、現在はエール大学でご自分のラボを持つまでになられています。その間の流れをお話しいただいたのですが、この目的は当方の医学部学生や若手研究者たちが留学をしたり、希望している場合の何かのヒントやきっかけになればいい、と思って企画いたしました。岩切先生のご講演から学べた事は、努力する事はもちろんもっとも大切なことですが、偶然の運命的出会いを上手にとらえて活用すること、且つ、人脈は活用しつつ独立性を保てる自分の仕事を確立することが米国では求められるということが再確認しました。これらは私がかねがね医局で話している事であり、大阪市大の○○先生は何が専門でこんな仕事を論文に出していましたねえと言われるように日本国内は勿論、海外ですら認知されないと通用しないくらい厳しい世界であるということです。米国だとポジションを取ることは大変な努力が必要でしょうが(大リーグベースボールをみていたら明らかですね)、長い人生の若いうちには、それに果敢にチャレンジしても良いのではないでしょうか?勿論、米国に限らず、欧州やオーストラリアでも良いと思います。若い時こそフットワーク軽く挑む、我々はそれをサポートする、この連携が大切です。
講演会後は医学部の5、6回生数人も参加して楽しく懇親会を行いました。このうちからも含めて市大から留学する人が多数でてくることを期待したいと思います。
講演会後は医学部の5、6回生数人も参加して楽しく懇親会を行いました。このうちからも含めて市大から留学する人が多数でてくることを期待したいと思います。
2013年5月4日土曜日
ロンドンへの旅
ILC2013に引き続き、University College Londonを訪問するためにロンドンを訪れました。もう20年近いおつきあいがあるMassimo Pinzani先生がRoyal Free HospitalのLiver and Digestive SectionのHeadに昨年就任されたため表敬訪問をしたかったのです。勿論、ロンドンで有名な病院の内部も見学をしてみたかったのがあります。Pinzani先生はPIが4名もいるInstituteのトップに立たれ、研究室は充実していました。また、Pinzani先生の関係でイタリア人のポスドクが多く国際色豊かなラボになっていました。日本人として信州大学の外科からもDr.が留学されていました。何よりも人材が豊富で、Liver Internationalの編集長もいらっしゃいます。みなさん、いろいろな施設を移動しつつポジションを築かれており、逞しさを感じましたし、非常に活動的でした。夜にはDerek Mann先生やKevin Moore先生にお会いできたりして有意義な3日間でした。ところで、このRoyal Freeでは白衣の着用はもはやされていません。みなさん、私服に聴診器です。恐らく感染症対策でしょうが、これも時代の流れかと感じました。
2013年4月26日金曜日
ILC2013
本日EASL2013に出席のためオランダのアムステルダムに到着しました。オランダは昨年に続き2回目の訪問です。関西空港から直行便で約12時間で到着しました。オランダと言えば水車ですが、アムステルダム周辺では見る機会はほとんどありません。街の中を水路が走りいい感じの街です。私は予備校生のころ京都市内に住んでいましたので、銀閣寺の近くの疎水に沿った道(哲学の道といいます)をよく歩いていましたが、その頃を思い出させてくれる雰囲気です。ホテルにチェクイン後、直ちに会場へ行きました。欧州へくると1日目が大切で、とにかく夜まで起きて、こちらの時間にあわせて眠ることが重要ですので、活動しておくことにしています。今日はC型肝炎の治療に関する講演を聴いてきました。G1Hでも100%に近い数字でSVRが出るようになっており、さらに治療は進化しています。こちらの話しを聞いていると欧州では患者数はこれから増えると予想されており、日本とは事情がことなることが判りました。薬物中毒による針の使い回しが主たる感染源とのこと。欧州は経済状況が悪いようで、気晴らしに薬物にはしってしまうのでしょうか?サッカーのように力強い欧州に期待したいものです。今回の旅の後半はロンドンへ遠征します
2013年4月9日火曜日
平成25年度、新たに飛翔のとき
4月9日になり、病棟には研究医、研修医など新たな人材が多数揃ってきました。若者が増えるとそれだけで活気が出てきます。今日は新年度に際して恒例の写真撮影を行いました。これは振り返って、「あのときこんな奴がいたなあ」と振り返る良い機会を提供すると思います。また、私なんかは講演の最後にこの写真を出して、これは◯◯先生の仕事です、ってな感じで紹介する訳です。一方、今年はPhDコース学生としてThuongさんがハノイ医科大学から海外とては初めて大学院に入りました。また、研究助手に浦原さんが入りました。そんなこんなでとった写真を掲載してみます。みんなで頑張りましょう!Change lives, Change organizations, Change the world、若手の力でやり遂げましょう!若手の力は限界なしです。無限の可能性を追求して欲しいと思います。
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2013年3月28日木曜日
Hanoi最終日「賢材国家之元気」
Hanoiの最終日にはNIHEといってハノイにあるベトナムで最高峰の研究所の感染症センターを訪問してきました。国家の最高峰であるため、日本と同じレベルの最新の機器とスタッフ揃っており、様々な感染症の同定、診断、疫学調査などを行っているそうです。スタッフは殆どが海外経験を積んでおり、英語は堪能で、また、年に何度も海外とこの研究所を行き来しているようで、活気を感じました。若手研究者に対する教育も行き届いているように感じました。その午後に文廟というベトナム最古の大学で孔子が祀られているところを訪問しました。そこでの感銘を受けた言葉は「賢材国家之元気」でした。その通りで、国家が栄えるためには人材育成が最も大切であることは昔から教えであると改めて痛感しました。これからのテーマはまさにこの言葉です!
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