2012年12月17日月曜日

Challenge研究会

先週の木曜日(12月13日)のことになりますが、大阪肝臓病研究会にて埼玉医科大学総合医療センターの消化器・肝臓内科教授の名越澄子先生にお越しいただきご講演を頂戴しました。名越澄子先生は東京大学出身でかの第一内科にご入局になり、学位などを取得された後埼玉医科大学へ移られました。その後、本年度の4月から現職におつきになられています。名越先生の活躍の場は広く、消化器病学会や肝臓学会ばかりでなく、女性医師の会や日本学術会議、さらにはWHOのお仕事もされており、活動的です。しかしながら、全く飾り気がないというか、気さくな先生で私達にも気軽に声をおかけいただき、私自身は非常に懇意にしていただいています。実は名越先生とはもう25年近くのお付き合いでしょうか。。。肝類洞壁細胞研究会で私が若気の至りで血気盛んであった頃に、東京大学の第一内科藤原研二先生(残念ながら、先日お亡くなりになられました、ブログ参照)のグループの先生方とよく激論をさせていただいておりました。持田智先生もその頃のメンバーです。その他にも池田均先生もいらっしゃいます。名越先生もそのお一人でしたが、懇親会ではいつもお話しさせていただき、そのご縁で今も懇意にさせていただいています。このように学会や研究会を通じて、どなたかと知り合うことは自分の研究生活の貴重な財産になります。単に会に参加するのみではなくて人脈を広げるために有効利用することは様々な会の存在意義でもあります。名越先生とは研究会の後、私の行きつけのバーにお連れし(田守先生、榎本先生、坂口先生も参加)、私の物真似カラオケをご覧いただきました(笑)。名越先生ご自身も3局唄っていただきましたが、ひょとしたら名越先生の唱う姿を見たのは日本の肝臓学会のなかでもごく一部の人間ではないかと思われます。今後とも名越先生にはいろいろとお世話になることがあると思いますが、どうかよろしくお願いいたします。