2012年12月21日金曜日

肝臓病教室

肝臓病教室、あっぱれ

先週の金曜日(12月14日)のことになりますが、肝臓病教室が行われました。肝臓病教室の開催日に大学にいる機会がなかなかなかったので、私としては久しぶりに聴衆として参加しました。やや遅れて会場に入ったのですが、まずは、患者さんやその関係者と思われる聴講に来られた人数が多いのに驚きました。今回のテーマは脂肪肝でしたが、生活習慣病として糖尿病、高脂血症、高血圧などと並んで注意喚起されている病気です。肝臓は症状が出ないだけに、病気が進行しないとわからない、まさに沈黙の臓器の代表格です。しかし、聴講された方が多いということは、肝機能異常をもたれていて、どう対処したらよいか悩んでおられる方が多いという現状を反映していると想像されます。教室は、医師による講義、栄養士さんからの栄養指導(どのような食事をとればよいか)、さらには理学療法士さんからの手軽にできるカロリー消費運動紹介、などで構成されていました。司会進行などを担当された10階東病棟や外来の看護師さんたちは何らかのワンポイントアクセサリーをつけて場を朗らかムードにされていました。また、ワイルドだぜ〜〜、のタレントのコスチュームの演者が現れ、さらには、なんでしょうか、何を意味するのかわからないかぶりものをしている役者まで登場して、まさに寸劇状態にまで至った教室にまで進化しているとは予想外でした(笑)。運動のコーナーでは私自身も動かせてもらいましたが、楽そうに見えて結構な体の動き。日頃の運動不足を実感しました。担当されたみなさん、ご苦労様でした!一人でも脂肪肝から脱却される方がおられることを期待して。